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今回は、セルプロモートのテクノロジーデザイン部・テクノロジーサポート部門でフィールドエンジニアの活躍を支える事務の石塚さんにお話を伺いました。2024年にテクノロジーサポートの一人目の事務として入社し、現在小学生のお子さんを育てながら、在宅勤務も組み合わせた働き方を実践してきた石塚さん。これまでのキャリアの歩みや、セルプロモートで見つけた仕事のやりがいについて聞きました。
警備会社で多彩な経験を積んだ7年間。次のステージへ踏み出すまで

──セルプロモートに入社されるまでは、どのようなお仕事をされていましたか。
新卒で保育士としてキャリアをスタートしたあと、警備会社の営業管理部で7年ほど管理系の仕事に携わっていました。道路工事や花火大会などの様々なイベントに対して自社の警備員を配置するのですが、その依頼をお客様から受ける最初の窓口を担当していました。
見積もり金額の調整から、警備員をどの現場に振り分けるか、当日の警備員のポジション割り当てまで、一連の流れを担っていました。警備員によって持っている資格やスキル、人同士の相性の良し悪しも違うので、最適な組み合わせを考えながら人員配置を決めていくのはとても大変でした。
──印象に残っているお仕事のエピソードはありますか。
一番スケールの大きな仕事だったのが、2021年の東京オリンピックのときです。競技が行われる各会場に警備員を配置するという大仕事があったのですが、当時はコロナ禍だったので状況が日々めまぐるしく変わり、無観客で行う予定だった会場が突然前日に有観客に決まったり、その逆もあったりしました。有観客になると当然警備員が必要になり、配置計画を全て組み直す必要があるので、とにかく慌ただしかったですね。
また、社内の幹部もほぼ全員が各会場に出ていたので、本社に残る人間が少なくなってしまって。各拠点からのデータを集約してオリンピック実行委員会に提出しなければならなかったのですが、まとめる人がおらず、私が責任者として担当することになったんです。プレッシャーはありましたが、それだけ任せてもらえたことは自信にもなりましたし、東京オリンピックに少しでも仕事で関われたことは、今でも忘れられない経験ですね。
──7年も働いた会社から転職を決めた理由は何だったのでしょうか。
当時それなりにお給料もいただいていたのですが、転職を決めた一番の理由は、自分の中でやり切った感があったからです。営業管理部には年配のベテランが多く、上の役職者が詰まっている構造上、自分が次のステージに進むには時間がかかりそうだなと感じていました。
支社ではどんどん若手が出世するチャンスがあるのに、本社ではなかなかそういう機会が巡ってこなかったのです。「このまま同じ環境にいても、自分の実力を正当に評価してもらうことは難しいんじゃないか」「自分のやってきたことを、新しい場所で生かしてみたい」という気持ちが強くなり、新しい環境を求めて転職を決断しました。
──セルプロモートの求人はどのように見つけたのですか。
女性が活躍できる求人のサイトを使っていました。事務系や販売職など色々とエントリーしたのですが、子どもがいることや年齢で弾かれてしまうことが多くて。私は現在一人で子育てをしているため、何かあった際に融通がきかないのではと思われてしまうからです。そうして転職活動を進める中でセルプロモートを見つけました。ちょうど、事務や管理ができる人材を探しているということで、自分の経験が生かせるのではないかと思い応募しました。
──面接ではどのようなお話をされましたか?また、入社を決めた理由を教えてください。
面接の際に、一人で子育てをしていることや保育園に通っていることなどを全部お話しました。担当してくれた今の上司が、当時、セルプロモートには子どもがいる女性社員がほとんどいなかったこともあり、「子育て中の方を支援する制度としてはまだ整っていない部分もあるかもしれない」と正直に教えてくださって。
ただ、「これから石塚さん(私)自身が前例となって、制度を作り上げていくこともできるので、一緒に整えていきませんか」とも言っていただきました。まだ制度がないのは一見不安ではありましたが、だからこそ、これからこの会社で子どもを持つ方に向けて何かしらの前例を自分が作れるかもしれない。そういう希望が見えたことが、入社の決め手になりました。
また、テクノロジーサポートにとって一人目の事務の採用だと聞いて、仕事のやり方や仕組みをベンチャーらしく一から作っていけるということも魅力に映りました。警備会社で働いていた経験も生かせるチャンスだと感じたので、チャレンジしてみようと思いました。
すべて手探り状態からのスタート。実力のある事務を目指して。

──現在はどのようなお仕事をご担当されていますか。
テクノロジーサポートの事務として、フィールドエンジニアの方々が現場でのお仕事を円滑に進められるよう、サポート業務全般を担当しています。フィールドエンジニアはお客様のオフィスを訪問してパソコンや電話、コピー機などの機器を設置し、トラブル対応までを行う仕事ですが、私はそのエンジニアたちが現場での作業に集中できるように、裏側で案件調整や事務業務をしています。
具体的には、協業しているアライアンス先の企業と連絡を取り合いながら工事案件のスケジュール調整を行ったり、エンジニアが現場に持ち込む機器・配線などの在庫管理や発注・仕分けを担当しています。また、毎日の「作業報告書」の回収や、毎月の請求・支払い業務も担っています。
──お仕事でやりがいを感じていることはありますか。
自分の行動が部署の役に立てているんだと実感できたときに、やりがいを感じます。一番印象に残っているのは、部署内の業務で使用するツールのマニュアルをゼロから作ったことです。入社当時、私がテクノロジーサポートで一人目の事務だったので、業務を覚えようにもマニュアルや資料が何もない状態からのスタートでした。特に、使用する業務ツールは初めて使うものだったので、上司に聞きながら自分でシミュレーションを繰り返して、時間をかけて粘り強く覚えていきました。
そんな苦労もあったので、半年後に後輩が入社したタイミングで「同じ思いをさせたくない」と思い、自分でマニュアルを作ることにしたんです。結果、作ったマニュアルによって説明や理解もスムーズになり、後輩がすぐに業務に入れるようになったのを見たときは、作ってよかったなと思いましたね。
──今後の目標や、チャレンジしてみたいことはありますか。
今、部署はフィールドエンジニアの採用を積極的に行っていて、拡大方針にあります。対応できる案件数がもっと増えれば、それに比例して事務側の業務も増えていくので、バックオフィス体制を磐石にしていかなければならないと感じています。
そのために、まずは日常の業務面で「自分でできることを増やす」ことが今の目標です。仕事を少しでもスムーズに効率的に進めるため、多忙な上司に小さな確認の電話やメッセージを入れなくても、私だけで仕事を完結させられる状態を作りたいと思っています。
正直、役職は結果としてついてくるものだと思っているので、「この役職を目指したい」という目標はあまりないのですが、こういうところから地道に実力をつけながら部署に貢献していき、何か自分が新しいことにも役に立てるタイミングが来たら、積極的に関わっていきたいと思っています。
──事務スキルを上げていくために、資格の勉強もされているとお聞きしました。
実は直近で『日商簿記3級』の資格に合格しました。子育てと仕事をしながらではありましたが、まずは合格してホッとしています。勉強を始めたきっかけは、事務をしていると売上や粗利など収益を自然と目にするので、この知識を深めればもっと業務の幅を広げられるのではないかと思ったことです。
あとは、率直に言うと、今後何があるか分からない将来に備えるために、自分自身の市場価値を高めたかったという動機も大きいです。AIがめざましく発展している今、事務職も変化を求められる時代だと感じていて。資格という形で専門性を積み上げておくことが、自分なりの備えになるかなと思っています。次は、経理系の仕事でも通用すると言われている『日商簿記2級』の取得を目指しています。
子育てしながらフルタイムで働ける。融通し合える職場だからできること

──お子さんがいらっしゃる中で、どのように仕事と子育てを両立されているのですか。
息子がいて、もうすぐ小学2年生になります。実は、私の勤務時間は時短やフレックスではなく、基本的に通常通りフルタイムで働いていて。出社と在宅勤務の両方で業務させてもらっています。
子どもが小学生になってからは夕方ごろには下校してくるのですが、鍵を持たせるにはまだ不安なので、出社の日は会社にも相談した上で夕方に自宅へ移動して、子どもを迎えてから残りの業務を19時まで在宅で行う形にさせていただいています。朝は私の出社時間のほうが少し後なので、子どもを見送ることもできますし、先に帰宅して子どもを迎えることもできます。
私自身、「仕事を完全に休む」というのが苦手な性分ということもあり、半分在宅で仕事ができるように融通をきかせてもらい、本当に感謝しています。子どもが体調を崩しても仕事を止めなくていいというのは、自分の中では大きいですね。
──職場や一緒に働くメンバーの雰囲気はいかがでしょうか。
テクノロジーサポートは男性比率が高いですが、女性のフィールドエンジニアも活躍中です。みんな優しくて、困っている人がいればお互いにフォローし合っています。最初は少し人見知りなメンバーもいますが、話してみると自然と打ち解けてくれますよ。また、国籍を問わず多様なメンバーが在籍していて、それぞれの個性が強いところも面白いなと感じています。不安なことや気になることがあれば事務も相談に乗りますので、気軽に声をかけてもらえればと思います。
──転職活動中の方に向けてメッセージをお願いいたします。
セルプロモートは年齢が若いメンバーが多く、和気あいあいとした雰囲気の中で、これからルールや仕組みを一緒に作っていける会社です。成長中の会社でまだ制度が不十分に見える部分もあるかもしれませんが、裏を返せば自分が前例を作れるということでもあって。私自身がそれを感じながら働いています。テクノロジーサポートはIT業界が未経験の方でも十分に活躍できる場所です。気になった方はぜひエントリーしてみてください。