今回は、営業担当の上杉さん(入社4年目)と今村さん(入社1年目)に、入社のきっかけや現在の業務内容、そして「ブラザー・シスター制度」について伺いました。ブラザー・シスター制度とは、新卒社員一人ひとりに先輩社員がペアとなり、仕事の悩みもプライベートの相談も気軽にできる関係を築く制度です。お二人の会話からは、距離の近い関係性や新卒社員が安心して成長できる環境が伝わってきました。
会社選びの決め手は「人」。それぞれの入社エピソード

──お二人がセルプロモートに入社されたきっかけを教えてください。
上杉さん:私は2022年に新卒で入社して、現在4年目になります。入社のきっかけは、就活中に偶然見つけた説明会でした。当時はちょうどコロナの緊急事態宣言中で、友達とも会わないほうがいいよねという雰囲気の中、一人で就活をしていて気が滅入っていたんです。
そんな中、ナビサイトで検索していたところ、「あと2枠!」という打ち出しをしていたのがセルプロモートでした。オンラインでの説明会では特に人事の方の雰囲気が印象に残り、気が滅入っていた私にはすごくキラキラして見えたんです。「自分もこの会社に入ったら楽しそう」と感じられて。選考に進んだ際も皆が優しくて、ここで働きたいと思い入社しました。
今村さん:私は今年新卒として入社して7ヶ月目です。大学ではゼミ長をやっていたのですが、就活のスタートは周りより遅れ、いざ面接でも失敗してしまうことも多くて。4年の7月上旬まで内定がもらえなかった中で、ナビサイトでセルプロモートからスカウトをいただきました。
最終面接まで進んだときのことは今でも覚えています。林社長から突然、「どんな服着る?」と聞かれたんです。普通の面接では聞かれないような質問で意表を突かれましたが、逆に自分の素を出せました。林社長の人柄の良さもそうですし、お茶を出してくれたスタッフの方の対応も含めて、率直に「この会社いいな」と思いました。
──お二人の仕事内容について教えてください。
上杉さん: ITエンタープライズセールス部で、今村さんと同じチームに所属しています。私は大きく分けて二つの業務を担当しています。一つは、ITプロジェクトを持っている企業のお客様に対して、人材のニーズをヒアリングして最適な人材を提案すること。もう一つは、協力会社とのやり取りです。協力会社の担当者と日常的に連絡を取り合いながら、「こんな案件があります」「こんな人材がいます」とお互いの情報を共有し、最適なマッチングを作っていきます。
今村さん: 私は協力会社とのやり取りを中心に担当していて、毎日3、4社の協力会社とWeb会議や訪問で打ち合わせを行っています。この仕事で感じているのは、人と人とのコミュニケーションが大切な仕事だということです。どれだけ良い案件や優秀な人材がいても、窓口である私たちの対応が悪ければ、相手は一緒に仕事をしたいと思ってくれません。相手の方には誠意をもって対応し、信頼してもらえるように心がけています。
上杉さん:信頼関係を構築するためには、「レスポンスの速さ」も重要です。対面で会っていない限り、電話やメール、チャットでのコミュニケーションが中心になります。返事が遅い人に仕事を任せたいとは思わないですよね。だからこそ、レスの速さは意識していて、基本的には1分以内には返事を返せるようにしています。
仕事もプライベートも。お兄ちゃんのような存在

──「ブラザー・シスター制度」について教えてください。
上杉さん:「ブラザー・シスター制度」は、新卒1年目の社員が先輩社員とペアになり、仕事はもちろんプライベートのことまで気軽に相談できる制度です。セルプロモートでは、昨年までは「メンター制度」を導入していましたが、今年からこの制度に刷新されました。「メンター制度」はどちらかといえばプライベート寄りの相談が中心で、仕事面のフォローは担当部署と役割が分かれている印象がありました。
一方、「ブラザー・シスター制度」は「OJTのように仕事を教えてもらえる関係」と「メンターのように個人的な悩みも話せる関係」の両方を兼ね備えているのが特徴です。仕事の進め方や営業としての悩みだけでなく、日々の雑談もできる距離感で、新卒が安心して成長できるように作られた制度なんです。
今村さん:担当の上杉さんとは、毎月月末に1時間「ブラザー面談」の時間をいただいています。月初に立てた個人目標に対して、この1ヶ月どう動けたのかを一緒に振り返り、来月に向けての動き方を相談しています。日々考えていることも聞いてもらえるので、本当に心強いです。
でも正直、相談内容の6割はプライベートのことかもしれません(笑)「おいしいご飯屋さん知らないですか?」とか「週末遊びに行くんですけど、おすすめの場所ありませんか?」とか。面談だけでなく、一緒に飲みに行ったこともあります。
僕は一人っ子で、兄弟もいなければ、親戚も近い年齢の人がいない環境で育ってきたんです。そういう意味で、上杉さんは本当のお兄ちゃんのような存在です。かしこまらずに接してくれますし、話し方や雰囲気も、自分が理想としている姿に近いんです。他愛もない話ができる関係でいてくださるからこそ、仕事の相談もしやすいです。
──ブラザー・シスター制度を通じて、ご自身の仕事への向き合い方に変化はありましたか?
今村さん:入社したばかりの頃は、「こんなこと聞いていいのかな?」って遠慮していました。でもこの制度があるおかげで、「困ったらすぐ上杉さんに聞ける」という安心感ができ、一人で悩む時間が減りました。私は普段からあまり人に頼らず、なんでも自分で決めてしまう癖がありました。学生時代も、アルバイト先を決めるときや、課題を解くときなど、全部一人で考えて決めてきました。それが成功してきたからこそ、人に相談するのが苦手になっていたんです。
先輩たちとも雑談は自然にできるのに、仕事の質問になるとあんまり出てきませんでした。ある日、何気なく「上杉さんにだから質問できるんですが、これって…」と話したときに、「今村、それって、質問を誰にするかを考えていた時点で、その質問は今村にとって重要な質問なんじゃない?」と言っていただいたことがありました。
この一言が自分にとって『金言』で、本当に刺さったんです。仕事の質問を、上杉さん以外にしようとはあんまり浮かんでこなかった。だからこそ、これは自分にとって大事な質問なのだと気づくことができました。
──上杉さんは、ブラザーとして何を意識していますか?
上杉さん:大前提、人によってアドバイスの仕方を変えることを意識しています。以前も後輩のメンターを担当したことがあるのですが、同じ新卒社員でも、“察する”力が強い人とそうでない人では、アドバイスの仕方や伝え方を変える必要があるんです。自分なりに頭を使って考えてみたいというタイプの方には、あまり多くを言わず、話を聞いてリフレッシュしてもらうことを重視します。
今村さんはとても素直なので、自分からもちゃんと言うようにしています。言えば言うだけ、その通りに行動してくれるんです(笑)素直だと思ったエピソードとしては、例えば私が「これやっておいてね」とお願いしたことをもしまだやってなくても、「すみません、まだやってないです。すぐやります」ってちゃんと報告してくれるんです。普通なら嘘をついたり誤魔化したりしそうなところですが、彼は素直に言ってくれます。それがすごく信頼できるんです。
また、今村さんは林社長公認で「社長に1日3回質問できる権利」をいただいているのですが、それを毎日欠かさずにやり切っています。
今村さん: きっかけは、部署の大事な会議で、林社長が私に期待してくれていると伝えてくださったことです。「どうしたらもっと伸びるかな。もっと質問してくれたら俺、答えるよ」って言っていただけたんです。それから毎日3回、質問を送っています。
内容は仕事中心で、「協力会社さんに良い人だと思ってもらうにはどうしたら良いか」「人材調達をお願いするにはどうしたらいいか」「候補者の面談設定に向けてどうしたらいいか」などです。今朝も、「自分のやり方は変えない方がいいですか?」と質問したところ、林社長は「それは柔軟に変えた方がいい。数字を積めている人の行動を真似した方がいい」とアドバイスを送ってくださいました。
他社に勤めている友達の中には、そもそも「社長の顔を知らない」って人も多いんです。でも私は毎日社長に直接質問できる。すごく贅沢な環境だと思っています。社長からいただいたアドバイスは、全部Googleスプレッドシートにまとめています。
上杉さん: シンプルに、質問って毎日そんなに思い浮かばないと思うんですよね(笑)私にも毎日「今日はこんな質問をしました」って報告してくれるんです。そういう素直さがあるので、これからの成長も早いと思います。
これからの挑戦。二人が描く未来と就活生へのメッセージ

──上杉さんから今村さんに、今後期待することを教えてください。
上杉さん:第一に、営業として成果を出してほしいのはもちろんですが、今のまま『行動量』を磨いていってほしいなと思います。半年もすれば後輩も入ってきますし、そのときに「この部分は今村さんを見習いたい」と思われるような、尊敬できるポイントを一つでも持っていてほしいです。
正直、どれだけ人が良くても、仕事面で頼れる部分がなければ「仕事のことはこの先輩に聞こう」とはならないですよね。だからこそ、「このテーマなら今村に聞こう」というものがあるといいと思います。それを作るために一緒にサポートができたらいいと思っています。
──お二人の今後の目標を教えてください。
上杉さん:自分自身も4年目の営業として、まだまだ売上を伸ばしていきたいと思っています。実は、将来的に「Airbnbの貸別荘ビジネスをやりたい」という夢があるんです。父がその仕事をしていて、ずっと目標にしてきました。その夢を叶えるためにも、今はこの仕事を通じて、多くのお客様と関係構築をしながら、営業としての経験を積み重ねていきたいです。
今村さん:私もまずは、売上に貢献できる一人前の営業マンになることが第一目標です。社内の方々には「今村がいないと寂しい」と思ってもらえる存在になりたいです。私も上杉さんと同じように、将来的に「楽器屋さんの店長」として働いてみたいという夢があります。音楽の仕事も営業の仕事も、どちらも人とお話ししたり向き合うことが大切なのは共通していると思うので、今の経験をしっかり自分の土台にしていきたいです。
──就活中の学生や、これから入社する後輩の方に向けてメッセージをお願いします。
上杉さん:セルプロモートの魅力は、みんなが口を揃えて言うことかもしれませんが本当に「人」がいいというところです。どれだけ仕事で苦しい状況が重なったとしても、困ったときに支えてくれる上司や先輩・同僚がいるので、仕事の大変さを一緒に乗り越えられますし、あとから笑い話にもできるんです。就活で「どんな人と働くか」という視点を大切にされている方は、ぜひセルプロモートに入社していただきたいです。
今村さん:就活は、「ここだけは譲れない」という軸を持って臨むことが大事だと思います。私の場合は「営業がしたい」という気持ちと、「話し合いのできる環境で働きたい」という2つの軸をもって就活しました。セルプロモートでは1年目から裁量を持って動けて、困ったときには話せる人がいます。毎日出社するのが楽しみで、朝起きて「会社に行きたくない」と思ったことは一度もありません!それくらいコミュニケーションが取りやすい職場です。就活の軸とセルプロモートの環境が重なる部分があれば、ぜひエントリーしていただきたいです。